今回は、液晶モニタについて少しお話します。
デジカメの利点の一つに、
撮影した写真をすぐ確認できることが挙げられます。
ブレやピントを細かく確認することが出来ますので、
大事な写真の撮り損ないが激減します。
ほとんどの機種に再生ボタンが付いているので、
そのボタンを押すと再生が始まります。
後は十字キーの上下左右で、
画像を戻したり再生方法を変えたりすることが出来ます。
ブレやピントを確認するには、
拡大機能を使います。
再生中の画像を拡大してみることが出来るのです。
再生しただけでは、
小さすぎてボケているのが分からなくても、
拡大すれば大丈夫です。
メーカーによりますが、
再生方法もいろいろあります。
その中でも、
ヒストグラムを表示する画面は色々な情報が詰まっています。
ヒストグラムとは、
色の強弱や明暗などの情報を線で現したものです。
白で表示されるものが、RGBヒストグラム。
全体的な色の情報です。
その他、
R(赤)G(緑)B(青)の情報も見ることが出来ます。
ヒストグラムの見かたですが、
左側がシャドウ・右側がハイライトで、
左右で明るさを表しています。
上下が、
その明るさの画素が含まれる数を表します。
要するに、
「この明るさの点がこれだけありますよ」
と、いう事です。
中央が高くなる綺麗な山形が理想的な形です。
これが右に山の中央が来ている場合は、
露出補正でプラスにします。
逆に左に山の中央が来ている場合は、
露出補正でマイナスにします。
このヒストグラムで、
白とびや黒つぶれなども分かります。
ヒストグラムの両端のどちらかが山になっていたら、
それは白とびか黒つぶれです。
露出補正するか、
光の調整をしましょう。
その他再生時には、
シャッター速度、ISO感度、F値など、
その写真を撮影したときの情報が分かります。
初めは慣れないでしょうが、
たまに見ることによって自分自身の知識になります。