応用撮影をデジタル一眼レフカメラで使ってみましょう。
初心者入門
写真撮影に慣れてきたら、
今度は応用撮影モードに挑戦していきましょう。
応用撮影モードとは、
「P:プログラムオート」
「A・Av:絞り優先モード」
「S・Tv:シャッター優先モード」
「M:マニュアル露出」
「A-DEP:自動深度優先モード」
などがあります。
デジイチのモードダイヤルの設定に、
この4~5個のモードが有ります。
「P:プログラムオート」は、
写真の色を自分で決めたいときはこのモード。
露出補正・ホワイトバランス・ISO感度を、
自分で設定できます。
シャッタースピードと絞りはカメラ任せです。
「A・Av:絞り優先モード」
被写体以外をボカして撮影するか、
写真全体をシャープに写すかを自分で決めるモード。
それ以外はカメラが自動で決めてくれます。
絞りを開ければ背景がボケます。
逆に、絞り込めば、写真全体がシャープに写ります。
しかし、絞り込むとシャッター速度が落ちるので、
手ブレには注意しましょう。
「S・Tv:シャッター優先モード」
被写体の動きに合わせて、
自分でシャッター速度を変えるモード。
それ以外はカメラが自動で決めてくれます。
以前にも説明しましたが、
水の流れなどを撮影するときに、
自分のイメージした“絵”にするときはこのモード。
また、高速で動く被写体を撮影するときに、
思い通りに“静止したように撮影”“ワザとブラしてスピード感を出す”
と言うような、“絵”にするときもこのモード。
手ブレの境目は「1/250秒」です。
「M:マニュアル露出」
その名のとおり、
自分でほとんど全てを決定します。
まず、構図を変えても、
被写体そのものの露出を変えないで写せます。
そのため、写したい被写体にカメラを向けて構図を決めます。
次に、露出を決めて試し撮り。
露出をチェックして撮影を繰り返します。
「A-DEP:自動深度優先モード」
被写体の最遠部と至近部、
両方に焦点が合うモードです。
カメラに慣れてきたら、
チャレンジしてみてください。
もっと撮影が楽しくなりますよ。